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被災地から愛を込めて世界へ キセキの心の復興プロジェクト 未来予想図実行委員会

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慢性疼痛に苦しむ人は

変形性膝関節症による慢性疼痛に苦しむ人は、パートナーも睡眠や気分が妨害されていることが、新たな研究で報告された。

今回の研究では、カップルの一方に変形性膝関節症による中等度から重度の疼痛がみられる145組を対象とした。被験者は連続22夜にわたり、痛みのレベル、睡眠の質、起床時の休息感または爽快感のレベルを記録した。

その結果、患者が一日の終わりに強いレベルの膝の痛みを報告した場合、パートナーもその夜は十分に眠れず、起床時の爽快感も低下した。目覚めたときに抑うつ症状や気分の悪さがみられたパートナーは、睡眠の質が低く、爽快な睡眠を得られていない比率が高かった。特に結びつきの強いカップルでは、患者の疼痛レベルとパートナーの睡眠の質に最も強い関連がみられたという。この知見は、「Pain」9月号に掲載された。

研究を率いた米ペンシルベニア州立大学のLynn Martire氏は、「睡眠は健康のための重要な行為であり、患者の疼痛によって睡眠に影響があるパートナーは、身体的・精神的問題が生じるリスクがある。睡眠が妨害されると、患者の症状や介助の要求に親身に応えることができない可能性もある」と述べている。膝の疼痛をかかえる患者の多くは、就寝時に快適さが得られず、睡眠を持続するのが難しく、その落ち着かない状態がパートナーの睡眠にも障害をもたらすことが考えられると、研究グループは説明している。

「睡眠の妨害は、介護者であるパートナーにとって心血管疾患などの健康問題のリスクを増大させる1つの原因となる可能性がある。今回の知見から、カップルが互いの生活にどの程度まで密接に関与しているかを評価することで、どのようなパートナーが患者の影響を受けるリスクが高いかを知ることができる。必要な対策を特定するのに有用であると示唆される」と、Martire氏は述べている。(HealthDay News 8月15日)

http://consumer.healthday.com/bone-and-joint-information-4/osteo-arthritis-news-42/briefs-emb-8-15-12-01am-et-chronic-pain-spouse-s-sleep-pain-release-batch-879-679252.html
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